私が不妊治療を開始したのは結婚して1年が過ぎた38歳の時で、一年半の不妊治療を経て40歳で第一子を出産しました。
TFCとは別の病院で人工授精を2回受けた後、治療方針に満足出來ずTFCに転院しました。超音波検査をして人工授精をするだけの以前の病院とは違い、TFCではまず血液検査がありました。そこでAMHというホルモン値が基準値よりもかなり低いことが分かり、直ちに體外受精を開始することになりました。
採卵して受精卵が出來てもPGS検査で染色體に異常が見つかり移植出來ず、結局採卵5回目でようやく一つだけ移植出來る受精卵が出來ました。一つしかない貴重な受精卵なので更にERA検査をして、移植する日を決めました。
費用は嵩みましたが、この著床前診斷を受けたことで無駄な時間をかけずに効率良く不妊治療が出來て本當に良かった思っています。毎回PGS検査で受精卵に染色體異常が見つかるのには驚きました。
中國語が拙い私では難しい専門用語での説明を完全に聞き取る事が出來ず、もどかしさもありましたが、信頼する譚醫師や看護婦さんに勵まされて不妊治療を卒業する事が出來ました。
高齢出産ということもあってか、妊娠高血圧癥候群になってしまい、28週での早産でしたが、我が子はすくすくと育ってくれています。子供の笑顔に癒され、幸福を感じる日々です。譚醫師、本當にありがとうございます。
まず、最初は日本で不妊治療で有名なクリニックでお世話になりました。その後、臺灣でいくつかのクリニックに通院いたしましたので、それらの個人的な體験をお話しさせていただきます。
比較のようになってしまい、お世話になったクリニックに申し訳ないのですが、結論から言うとすべての面で圧倒的に素晴らしかったのが、TFCです。
まずは最初に私が通院した日本のクリニックの方針はなるべく通常の妊娠に近い方が良いと言うことで、少しずつ科學の進歩を活用していくと言うことでした。
採卵などは麻酔を使わない方針なので、良いことだとは思ったのですが、毎度、激痛で涙が出ました。また、採卵や移植は、都度、醫師が代わり、中には施術後に不必要に握手をして來る醫師もいました。
自然に近い形での妊娠と言うことで、方針として素晴らしいのかもしれませんが、結果、失敗するリスクが高く、余計な痛み、無駄な時間とお金が浪費されるように感じました。そして、上手くいかない度に、科學の力を持ってしても妊娠は、かくも難しいものなのかと大きな絶望を感じました。
そこで、そのクリニックに通院を続けるのは、精神的にも経済的にも負擔が大きかったので、當時、日本と臺灣を行き來していたので、次は臺灣のクリニックを活用することにしました。
臺灣で最初にお世話になったクリニックはTFCではなかったのですが、なんとか三度目のトライで、第一子を授かる事ができました。
ただ、そのクリニックでは、診察臺に乗り、両足を広げたままの狀態で胸の觸診がありました。
その際に、醫師からプライベートな質問をされ続け、「答えないと、もっと痛くなるよ」と笑いながら言われ、さらに強い力で觸診されました。
移植の際は、毎度、飛び上がる程痛かったです。
金額の內訳が欲しいとお願いすると、口頭で説明を受け、それを自分で記録しなければなりませんでした。領収書を催促しないともらえなかったりと、明瞭會計でないのが気になったりしました。
その後、友人から曾先生の事を聞き、TFCにて第二子の不妊治療を行う事にしました。
初めてTFCを訪れた時は、あまりの広さとホテルと見紛うほどの綺麗さに、「これはきっと、高過ぎて支払えない!」と思いましたが、臺灣の他のクリニックと比べてもそこまで変わらない金額で驚きました。
しかも、驚くほどの最新設備が揃っています。
そして、初めて曾先生にお會いした時の印象は、“プロフェッショナル”。
曾先生は、とても研究熱心で知識が深いため、曾先生の判斷力に対し信頼感を持つ事ができました。
また、TFCでは、目で見てわかる検査結果をアプリで共有してくれるので、今どんな狀況なのかがわかりやすかったです。
おかげで、ただ、ただ前向きに進んでいく事ができ、結果、第二子も第三子も曾先生により、命を授かる事ができました。
他のクリニックで、もう何年も不妊治療を行なっているという方は、一度曾先生にお願いしてみても良いのでは?と思います。
◆ 林先生へのお禮
林先生、大変お世話になりました。また、言葉では言い盡くせないほど感謝しております。日本では難しいと言われた私達に、願い通りの娘を授けてくれて本當にありがとうございます。無事に産まれた後には、必ず三人で先生に會いに來たいと思っています。先生も、お身體に気をつけて、益々生殖醫療や研究にご活躍される事をお祈り申し上げます。
當院では生殖醫療の専門醫が、それぞれの患者さまの狀況に応じて、個別に必要と思われる検査や治療を提案させていただいております。
結婚して臺灣に住んだのが39歳の時。結婚が遅かったものの子供を望んでいた私たち夫婦は、私が40歳になったことをきっかけにすぐに體外受精にトライしようと、體外受精の父と呼ばれる曾醫師(當時は大學病院に勤務)を訪ねました。
私の望むことをすぐに理解してくれ早速體外受精のプロトコルへと移りました。とても優秀でプロフェッショナルな方なのに、雑談もするし、愛嬌もあり、人間味のある先生でホッとしたことを覚えています。
受診のたびに、迷いのない的確な判斷で導いてくださったおかげで、プロトコルは順調に進み、40歳で妊娠、41歳で第一子を出産することができました。
そして子供が1歳のころ、あまりの可愛さに、次第に第二子を望むようになり、再び曾醫師を訪ねました。この時、すでに大學病院を離れ、TFCに移られていました。
42歳で再妊娠を望むのは現実的ではないのか、と不安もありましたが、曾醫師の自信に溢れた、大丈夫大丈夫、なんの問題もないですよ、の言葉に背中を押され、期待を抱いて早速體外受精のプロトコルに入りました。
40歳の時の採卵と比べ、42歳での採卵はあまりいい結果ではなかったのですが、曾醫師は結果をみて、即座にプロトコルを修正し、再度採卵に臨みました。そこでなんとかうまく行ったため無事に胚移植し、42歳で再妊娠、43歳で第二子を出産することができました。
體外受精の父と呼ばれる曾醫師は、體外受精のありとあらゆることを知り盡くしているようで、本當にゴッドハンドだと私は感じています。曾醫師のお陰様で、かけがえのない可愛い2人の子寶に恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいです。40歳、42歳での妊娠、諦めなくて本當に本當によかったです。
またTFCのスタッフの皆さんも、非常に親切で、複雑な內容もゆっくり丁寧に説明してくださり、とても助かりました。本當にありがとうございました。